ミャンマー(ビルマ)の人びとによる民主化運動を支持する在日本有識者・ジャーナリスト声明

 202121日、ミャンマー国軍は、政府関係者を暴力によって拘束し、クーデター政権を樹立しました。民主的に実施された総選挙の結果を国軍が否認し、強硬手段に出る歴史が繰り返されてはなりません。今回のクーデターに反対する市民的不服従運動(CDM)に対し、連日全土で市民が多種多様なかたちで参加していることは、国軍の動きが民意を反映していないことの何よりの証拠です。

 私たちは、さまざまなリスクがあるにもかかわらず、勇敢に行動するミャンマーの人びとの動きを心から支持します。また、非ビルマ民族への迫害やさまざまな人権侵害、国内における市民的・社会的権利の抑圧といった長年続く問題を解決するためにも、ミャンマーの民主化と文民統治は大前提だと考えます。

 国民民主連盟(NLD)のアウンサンスーチー国家顧問、ウィンミン大統領をはじめとする政府関係者、政治家や活動家、一般市民など不当に拘束されているすべての人びとの即時釈放とともに、民主化運動への弾圧の停止を求めます。最新の総選挙結果に基づく政権運営がなされるよう、国軍は「国家行政評議会」をただちに解散すべきです。

ミャンマーは日本と、歴史的、地理的、経済的な繋がりの深い国です。東南アジアの要衝にあるミャンマーの民主化は、アジアの人びとの相互協力と平和的発展にとって不可欠です。

日本政府が、軍による不当な武力クーデターを非難し、ミャンマーの民主化および文民統治を実現するために、対話と適切な手段を通じて行動することを求めます。

 

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ミャンマー民主化を求める在日本有識者・ジャーナリスト

 

賛同者

箱田徹(天理大学)、徳丸夏歌(立命館大学)、根本敬(上智大学)、大津定美(龍谷大学、神戸大学、名誉教授)、稲葉和夫(立命館大学)、山森亮(同志社大学)、稲澤泉(立命館大学)、橋本貴彦(立命館大学)、藤岡 惇(立命館大学)、宇仁宏幸(追手門学院大学)、細谷亨(立命館大学)、石田紀郎(市民環境研究所、研究者)、関浩成 (NPO法人日曜大学 すみれ日本語学校)、ジャン・クロード・マスワナ(立命館大学)、大野光明(滋賀県立大学)、仁藤夢乃(一般社団法人Colabo代表、社会活動家)、松野周治(立命館大学名誉教授)、斎藤敏康(立命館大学)、松尾匡(立命館大学)、佐藤卓利(立命館大学)、河音琢郎(立命館大学)、松本朗(立命館大学)、木村亮(編集者)、丸山啓史(京都教育大学)、細川孝(龍谷大学)、浅田明(元信州大学 数学者)、岡田直紀(京都大学)、絹川浩敏(立命館大学)、内田みどり(和歌山大学)、木戸衛一(大阪大学)、木下由紀子(神戸女子大学名誉教授、英米文学研究者)、阿部太郎(名古屋学院大学)、土屋貴志(大阪市立大学)、柏木宏(法政大学)、小林令子(大学非常勤講師)、吉岡真史(立命館大学)、石原俊(明治学院大学)高屋和子(立命館大学)、西垣順子(大阪市立大学)、勝村誠(立命館大学)、田中宏(立命館大学)、中本悟(立命館大学)、本田浩邦(獨協大学)、徳丸宜穂(名古屋工業大学)、原田佳子(美作大学)、奥田宏司(立命館大学名誉教授)、小河原誠(元鹿児島大学教授)、伊田久美子(大阪府立大学名誉教授)、樋口大二(新聞記者)、Kang-Kook Lee(立命館大学)、若月利之(労働組合事務局職員)、高島千代(関西学院大学)、篠田剛(立命館大学)、安岡健一(大阪大学)、西郷甲矢人(長浜バイオ大学)、カムビョーン(京都大学)、野田昌吾(大阪市立大学)、伊是名夏子(社民党常任理事 コラムニスト)、柳澤映葉(人形・舞台美術作家)、原由利子(大学非常勤講師)、小松浩(立命館大学)、三杉圭子(神戸女学院大学)、内田一成(上越教育大学名誉教授)、アイビンス スティーブン(京都大学)、小葉武史(熊本学園大学)、野澤啓(立命館大学)、尾崎雄三(一般社団法人 縮小社会研究会)、伊藤公雄(京都大学名誉教授)、立花希一(秋田大学名誉教授)、石田聖(長崎県立大学)、本名純(立命館大学)